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私と音楽

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   会員No-240  2019年9月28日・掲載

 私と音楽のつながりは、幼少の頃、近所のピアノ教室へ通い始めたのがきっかけです。あまり練習はしなかったのですがピアノの音が好きでした。

 中学にあがり合唱部に入部して、声の重なり合う響きに魅了され高校で進学先を音楽部と決め、レッスンに励みました。

 大学に進学でき、音楽に沢山ふれた学生生活でした。自分の為に練習し、自分が主役の音楽でした。

 人に教えるという器量もないし、自分が練習した方が教える立場よりも楽。

 そんな性格ですので、仕事としては成り立たずでした。結婚して子供も大きくなり、そんな折り、主人の母からピアノ伴奏をと誘いを受け高齢者施設で音楽レクリエーションの歌の伴奏をしました。

 その時の参加者の方達のイキイキと楽しそうな顔や昔の思い出を話され、歌をうたわれながら涙ぐまれる姿は私にとって、初めての事で衝撃を受けました。

 「音楽の力」を目のあたりにしました。

 大学時分、音楽療法というものがあるのは少し習って知っていましたが、自分に関係のない世界だと思っていました。

 全く無知な私は、大湊先生の通信講座で学ぶ事が、目から鱗の事ばかり。

 「主役は自分ではなく参加者の方」とても胸に響きました。

 このような私ですが、学んだ事を忘れずに「昔とは違う音楽」を続けて行きます。

 

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